通常、高所の作業には仮設足場や高所作業車・ゴンドラなどが使用されます。しかしこれらは概して大げさで、ある程度の(時には膨大な)コストがかかります。
仮に作業そのものが非常に小規模であってもそれは変わりありません。
ちょっと壁を補修するだけなのに、ちょっと点検をするだけなのに、大勢の人員を動員して大げさな足場を構え、そのために時には実際の作業工賃の何十倍もの金額になる足場費を払う、などということも実は珍しくありません。
さらに建物の形態によっては、足場や高所作業車などではクセスできない箇所もあります。
ロープでのアクセスはこれらの工法の弱点をカバーします。
つまりコストが低く、迅速で、技術次第でどんな複雑な形態の構造物にでも対応できるのです。
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